私ごとですが、自身で論文の投稿作業をする以前に、商業誌等から原稿の執筆依頼がいくつかありました。
もちろん、依頼があって原稿を寄稿すれば原稿料が発生します。そう、書いたことに対する謝礼を頂けるのです。
でも、論文は逆。
研究成果を執筆したので、掲載して下さい
とお願いするものです。
なので、勿論ですが掲載料を学会誌側へお支払いします。
別刷(べつず)りを依頼する場合は、掲載料に加えて費用をお支払いします。
2018年、医師が海外の「ハゲタカ雑誌」に論文を投稿して、とんでもない被害を受けているニュースが話題になりました。
出来る限り早急に掲載してもらいたい、そういう想いが災いしたようです。
薬剤師の場合、海外の学会誌(学術誌)への投稿を求められることはそうそう無いと考えますが、信用できる学会誌を選ぶこと、自身の研究したテーマに相応しい学会誌を選ぶことは大事な作業です。
その上で、学会誌の定めるレギュレーションを遵守し、投稿しましょう。