アンケート調査を行うにあたり、私が多用しているのがWebアンケートです。
全国の薬剤師を対象とした研究がほとんどでしたが、無作為抽出をするためのデータも時間も費用もなく、特定の施設100軒~1000軒程度に送付するための準備も難しい。
これは、個人で研究をする方にとって共通の悩みかもしれません。
そこで、Webアンケートです。
WebであればURLを周知するだけで、案内文からアンケート本体まで見て頂けます。
加えて、多くのWebアンケートが結果をcsvやEXCEL形式で取得できます。
回答者も、手が空いた時にスマートフォンからでも回答できるのは、強みですね。
ただ、過去の経験から言うと、紙媒体でのアンケートより回収率が極端に落ちます。
Webアンケートを無料で作成可能なサイトは幾つかありますが、私のオススメは「Googleフォーム」です。
Googleアカウントをお持ちなら、今すぐに触れます。
アカウントが無ければ、作成も数分で終わるため本日中に触れます。
そして、とにかく自由度が高いと感じています。
- 単一回答のほか、複数回答に対応
- 設問の回答次第で分岐を作れる
- 回答しなければ先に進めないよう設問ごとに個別に設定できる
- 画像の添付が可能
ざっと挙げても4つの利点があります(画像は使ったことがありませんが)。
特に有り難いのが、設問分岐を作れること。
紙媒体のアンケートでもよくあることですが、「~を選んだ人は問●へ、その他の方は問●へ」と書いても、指示と異なる設問に回答する方もいます。もしこういう回答があれば、その回答は他の項目も含めて削除対象になります。そう、この人は答えなかった事と同じ扱いになり、有効回答数が減ってしまいます。
ほか、回答必須の設定が設問ごとに設定できることも大きな強みとなります。
設問分岐の設定は、途中で設問を追加するなどの変更が生じた場合に混乱しがちですが、落ち着いて内容を把握すること、設定後の確認作業を怠らないことで防げます。
ということで、無料のWebアンケートツールならばGoogleフォームの一択と思っていただいても良いと思います。