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薬系学会カレンダーを掲載しました

 皆様ご存知のことと思いますが、一般社団法人日本医療薬学会にて、本年より新たな認定資格の申請受付が始まり、2021年1月1日より運用が実施されます(詳細はこちら)。

 

 中でも、保険薬局勤務の薬剤師に最も関係すると思われるのが「地域薬学ケア専門薬剤師」です。上記の「詳細はこちら」から学会の該当ページへ移り、「地域薬学ケア専門薬剤師制度の概要」のPDFアイコンをクリックすると、現時点での詳細が表示されます。このPDF内のp.5において、「地域薬学ケア専門薬剤師(暫定)の過渡的措置」が明記され、4番めに次の記載があります。

 学会発表(筆頭)が1回以上、もしくは論文(筆頭)が1報以上あること

 

 

 2020年度の調剤報酬改定では、薬局を機能別に評価する制度を導入するため、「地域連携薬局」「専門医療機関連携薬局」などの分類が行われることが示唆されています(厚生労働省提出資料 2019年5月)。 

(引用:厚生労働省提出資料 2019年5月)

 直接これに関わるかどうかは不明ですが、その名称から考えても、上記資料の分類を意識したものと考えるのが妥当だと思います。また、この制度の運用具合によっては、逆に今後の調剤報酬改定に深く絡んでくる可能性も低くはない…とも考えられます。

 

 学会発表に向けての準備方法などは当サイトでも紹介しておりますが、残念なことに、発表の場となる薬系学会のスケジュールを網羅したサイトが見当たりません。どこか、大手の薬系情報サイトで運用して下さっても良いのではと期待するのですが。

 

 そこで、誰かが作ってくれるのを待つのも大変なので、ちゃんとしたものが世に出てくるのを待つ間、利用できる物をと思って作成したのが今回のカレンダーです。本サイトのTOPページ最下部に表示しておりますので、よろしければご活用ください。

 学会の演題登録期限が開催日のおよそ半年前として、倫理審査を受ける必要があれば、事前準備は発表予定の1年前から始めても早すぎることはありません。それらのスケジュールを組むのに幾分お役に立てそうな気がしております。


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